カントリルの梯子(はしご)
主観的な幸福感を測定する方法の一つに、カントリルのはしご(梯子)があります。別名、生活尺度のカントリルのはしご、といわれる尺度です。
カントリル(Handley Cantril)は自著『The pattern of human concerns』(1)の22pで「THE SELF ANCHORING STRIVING SCALE」として紹介し、この幸福尺度は広く知られることになりました。
またギャロップ社の幸福度調査の指標としても採用されていることでも有名です。(2)
使い方
『The pattern of human concerns』の中でも5種類の質問例を示していますが、一般的なのは以下のものです。
0から10段まであるはしごを想像してください。
0が考えられる最も悪い状態、10段目が一番良い状態を表します。
あなたは今、はじごのどの段階にいますか?
また過去においてはどうでしたか、そして、未来においてはどの位置でしょうか?
カントリルは現在だけでなく、過去、未来においても質問することで、過去にどこの位置にいたか、将来はどこに位置にいるのかを見出すのに使えると言っています。
参考
- Cantril, H. (1965). The pattern of human concerns. New Brunswick, NJ: Rutgers University Press.
- Bjørnskov, C. How Comparable are the Gallup World Poll Life Satisfaction Data? J Happiness Stud11, 41–60 (2010).
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