白人に比べ、日本人は不安感が強い?
原題は、「Anxiety traits associated with a polymorphism in the serotonin transporter
gene regulatory region in the Japanese(日本人のセロトニントランスポーター遺伝子調節領域の多型に関連する不安特性)」
実験は501人の健康な日本人を使って行われました。PCR検査で白人と違った対立遺伝子が発現する頻度を調べ、日本人のセロトニントランスポーター遺伝子の多形領域(5-HTTLPR)を決定しました。同時に5-HTTLPRが不安にどのように関係があるのかを調べました。501人の被験者のうち189人から不安感や気分の落ち込みについての自己評価をしてもらいました。結果、日本人に多いshort/shortの遺伝タイプは白人に多いlogn/longやlong/shortの遺伝タイプの被験者より優位に不安スコアが高い傾向にありました。よってshort/shortの遺伝タイプの5-HTTLPRを持つ人々は強い不安特性を持っていることが分かりました。
簡単に言うと、日本人は白人と比べると、不安を感じやすい遺伝子を持っているということです。
日本人だから不安になるのは当然。割り切ろう。
普段から「自分は不安を感じやすい遺伝子を持っている。どんな些細なことでも不安に感じやすい特徴を持っているんだ」と認識しておくことで、いらぬ不安を避けられるかもしれません。自分が不安になりやすく、落ち込みやすいのは自分が悪いのでなく、遺伝子がそうなっているのだと割り切りましょう。
コメント